私が見聞きした会社で、残業について変わった文化の会社がありました。いくつか紹介します。時代遅れの会社かもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
年棒制で残業代込み！？
その会社は、年棒制を謳い、残業代が出ませんでした…。深夜まで残業、休日出勤は当たり前、それでも残業代は出ませんでした。恐らく、深夜時間、法定休日出勤時間の給与は未払い、年棒額次第ではありますが、総労働時間で時給換算した場合、最低賃金より下だった…なんてことになれば、最低賃金法違反となっていますね。この会社、大丈夫でしょうか？
残業開始前に休憩時間取得の義務化
その会社は、定時終了後、休憩してから残業開始することになっていました。休憩を取ることで、その後の残業時間を集中して効率良く労働させるための措置だったのでしょう。しかし、働く側にしてみれば、早く終わらせて、帰りたいのが正直な心情だと思います。案の定、休憩を取ることなく働く方が続出します。しかし、会社は、決められた休憩時間を控除した残業代を払っています。果たして働く側の人たちは、不満なく働けますでしょうか？
残業代を稼ぐためにルールを変更する
逆に働く側にも、変わった人がいます。ダラダラを仕事に時間を掛けて、残業代を稼ぐ人です。会社として仕事の手順を決めているにも関わらず、残業代を稼ぐために勝手に手順を変更します。その人にとっては、都合が良いかもしれませんが、それは、会社に不利益を与えている行為であり、効率良く働こうとしている人たちに対して、迷惑行為となります。周りの人たちがやる気を無くすので、効率良く働きませんか？